第3回地域移行の進め方さまざま 土日の部活廃止で「乱暴なやり方」反発も

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河原田慎一
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 吹奏楽部の「存亡の危機」は、地方だけの問題ではない。

 市内に約110校の公立中学校がある名古屋市。今年10月から、「部活動の地域移行」の一環として、土日の学校での部活動を原則廃止する。

 土日の生徒の活動を担うのは、民間団体だ。

 営利目的の団体も参入可能で、指導者の報酬や交通費などの経費は、基本的に活動に参加する生徒側の負担となる。

 「市場原理が働くので、べらぼうに高くはならない。経済的な負担が困難な家庭を援助する制度もある」と市教育委員会の担当者は言う。

 ただ、約30校にあるという吹奏楽部にとっては、大きな課題がある。

 土日の練習場所として中学校の体育館などは貸し出されるが、防犯上の理由で校舎に立ち入れない学校もある。吹奏楽部では、大型楽器を中心に学校に置いてあるものを使う生徒は多いが、土日は楽器にすら触れないことになる。

 これまでの部活動と同じように練習することは実質的に不可能だ。

 市教委の担当者はこのことについて、「平日の部活動との連続性はなく、切り離される。個人で楽器を持っていれば練習に参加できる」。

 平日も、学校の部活動を民間団体のクラブ活動にしていくかどうかについては、「これから検討する」という。

 「乱暴なやり方で、あまりに…

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この記事を書いた人
河原田慎一
ネットワーク報道本部|吹奏楽などの音楽系主催事業
専門・関心分野
公共交通、イタリア文化、音楽

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