自民党総裁選で、高市早苗衆議院議員が新総裁に選ばれました。隣国の中国はどう受け止めているのでしょうか。復旦大学日本研究センターの王広濤准教授に話を聞きました。
【インタビュー連載】自民党のゆくえ 2025総裁選
たった一年前に実施した総裁選をまた繰り広げた自民党。新たなリーダーに高市早苗氏を選んだ結党70年を迎える党は、どこに向かうのでしょうか。国内外の識者へのインタビューを通して考えます。
――高市早苗氏が自民党新総裁に選ばれました。
中国ではあまり望ましくないと受け止められています。中国のSNSでは日本政治家の右傾化に警戒が広がっており、高市氏はその代表的な人物だと見られているからです。石破政権の1年間で日中関係はやや回復してきたところでしたが、保守的な高市氏が首相になると不確定要素が出てくると中国政府は考えたのでしょう。
中国外務省は4日夜のコメントで戦略的互恵関係に基づく安定的な関係を求め、これまでと同じ立場を表明しました。ただ、高市氏は4日の記者会見でもまだ具体的な対中政策を打ち出していないので、中国政府は実際に首相に就いてからの言動に注目することになるでしょう。
連立、「日中関係が崩壊しかねない」ほどの相手は?
――具体的には?
例えば、靖国神社の参拝に関…
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