第8回「韓日対立する余裕ない」 韓国の国民感情踏まえ行動を 李元徳教授

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聞き手・貝瀬秋彦
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 4日に行われた自民党総裁選で、高市早苗前経済安全保障相が新たな総裁に選ばれました。臨時国会での首相指名選挙で次期首相に選出される見通しです。保守色の強い政治信条で知られる高市氏。今後の日韓関係に与える影響などについて、韓国・国民大学の李元徳(イウォンドク)教授に聞きました。

 ――石破茂首相は韓国では評価が高かったようです。

 かつての戦争への「反省」に言及するなど、歴史を直視する姿勢で評価されていました。韓国政府にとっても、良いパートナーだったので、それだけに次が誰になってもそのレベルまではいかないというのが韓国側の基本的な認識でした。

 ――新しい自民党総裁には高市氏が選ばれました。

 高市氏に対しては警戒心があるでしょう。

 韓国にとって最も敏感なのは独島(トクト)(日本名・竹島)の領有権をめぐる問題です。さらに靖国神社参拝や慰安婦問題徴用工問題などの歴史問題で高市氏が強い姿勢に出た場合には、韓国側は反発すると思います。現状を変えるような何かを日本側から仕掛けないことが大事です。

靖国参拝 適切に判断するのでは

 ――高市氏は靖国神社への参拝も繰り返してきました。

 靖国神社への参拝を繰り返し…

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この記事を書いた人
貝瀬秋彦
ソウル支局長
専門・関心分野
朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題
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    鈴木一人
    東京大学大学院教授・地経学研究所長
    解説

    非常に冷静な李先生のコメント。日韓に対立している余裕はないというのはその通りだけれど、それに甘えて高市氏が挑戦的な行動や発言をすることがあってはならないとは思う。しかし、連立を組み替えるにしても、野党との政策協議をするにしても、無茶なことを

    2025年10月6日 01:15

連載自民党のゆくえ 2025総裁選(全18回)

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