
ZEDI(全銀EDIシステム)
今日、12月25日に、全国銀行協会の新しいシステム「ZEDI(全銀EDIシステム)」が稼働を開始します。企業の経理担当者や個人事業主の手間を大きく減らしてくれるというこのシステムの、特長と使い方について紹介しましょう。
いま、こんな問題でお困りではありませんか?

A社が取引しているB社から、今月の売掛金の振込がありました。ところが銀行からの入金通知には1カ月分の合計額だけが記載されているため、A社の経理担当者は請求書などと1枚ずつ照らし合わせる「消込作業」で、合計額に間違いがないかを確認しなければなりません。B社の他にも多くの企業と取引のあるA社では、毎月の消込作業にかかる手間も膨大です。過去には入金額と経理上の数字が合わず、A社とB社双方でその月の伝票をすべて確認し直したこともありました。
ZEDIが稼働すると、振込の際に送信できる情報量が大幅に増えます。金額の内訳などを記載することもできるため、事務作業の手間を大幅に減らしてくれると期待されています。





