
明治安田生命が取り組む、社会貢献活動「献血」の意義とは?
相次ぐ自然災害の影響もあり献血協力者が減る中、千代田区丸の内2丁目の明治安田生命本社ビルの明治安田ホールで2023年10月18日、会場を設けて献血を募る「団体献血」が行われた。当日は、今年6月に明治安田ヴィレッジにオフィス移転をしたJリーグの職員なども含め、同ビルで働く231人が参加し、昨年開催時よりも参加者が増加した。献血に加えて骨密度チェックなど先進健康測定機器を体験することもでき、健康に関する気づきを得る貴重な機会となった。
今回の団体献血に参加した明治安田生命社員の宇都宮歩さんは、「会社でこのような機会があるのは有難く、世の中の役に立てることは純粋に嬉しい。社をあげて献血支援に取り組んでいるため、自分も入社してから度々献血に参加しており献血は特別なことであるというイメージはなくなった。家族や友人にも、献血に行くことの重要性を話す機会が自然と増えた」と話した。
生命保険大手の明治安田生命では、若い世代の献血協力者が減少傾向であるという社会課題を受けて、日本赤十字社と包括パートナーシップ協定を締結しており、本社ビル以外でも献血活動を積極的に推進。全国の支社でも、約3.7万人の営業職員が中心となり、日本赤十字社の献血センターと連携して年間1回を目途に団体献血を実施し、取引企業にも企業団体献血の実施を薦めている。また、同社がタイトルパートナー契約をしているJリーグとも協力し、Jリーグ全60のクラブが企業、行政など3者以上と進める社会連携活動「シャレン!」の一環として、サッカースタジアムでの献血ルームの設置や献血バス誘致のほか、若年層に対してもJリーグOBとともに啓発活動を行っている。
東京都赤十字血液センター、事業推進副部長の小室裕希さんは、「コロナ後になり、やっと団体献血が戻りつつある。しかしながら、協力したい気持ちを持って下さっていても、テレワークなどがすすみ依然として出社率が低いため、企業団体献血の実施が難しいというケースも多いのは事実。そのような中で、この様に明治安田生命の社員の皆さんが自ら手伝い、社内でも献血への協力を呼び掛けて下さるのは大変有難い。」と話した。また、「シャレン!」の活動において、Jリーグと協力して献血活動を推進できることは、献血の格が上がることにもつながっていると実感しており、次年度以降も継続した取組みとしていく予定だという。
明治安田生命相互保険会社、理事・地域リレーション推進部長の星野卓司さんによると、献血支援に関する取り組みは、日本赤十字社が掲げる「人々の健康福祉を支える地域社会づくり」というものに対して、自社の企業ビジョンでもある「地域社会との絆」「未来世代との絆」が共鳴し、未来世代の子どもたちを思う社会づくりに取り組んでいくことを目的に協力体制を築いた経緯があった。明治安田生命が推進する2大プロジェクト「地元の元気プロジェクト」「みんなの健活プロジェクト」の中で、献血は「地元の元気プロジェクト」に寄与するものであり、地域課題に寄り添い、持続可能な社会をつくっていくところを目的にすすめている。星野さんは、「今回は、丸の内の明治安田生命本社ビルで、館内放送やテナント企業へのチラシ配布なども行い、事前周知にも力を入れ多くの方に参加していただくことができた。」と話した。
その他にも、献血活動だけではなく、先進健康測定機器を使った測定会などを地域住民の方に行い、健康に対する気づきを持ってもらうための場づくりや、自治体が進めている、健康増進・子育て・介護・防災、4分野の施策に対して、自社の職員やネットワークを使って周知活動をする「行政サービス案内」にも力を入れている。9月末時点で900もの地方自治体と連携協定を締結し、そのうち「行政サービス案内」を導入いただいている自治体は226にものぼった。
団体献血の会場で、オリジナルのジャンパーに身を包み、受付や誘導などにいきいきと取り組む社員の様子がとても印象的だった。今後も、社員一丸となり、地元に根差した地域貢献活動に取り組む様子に注目していきたい。



































































